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つむぎの館

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11/13

茨城新聞 「新旧デザイン対決 結城紬のいまむかし ―下」

Category : 掲載情報
【新たな挑戦 動きある柄試みる】

20111109-3.jpg
薄地のピンクベージュに花柄を模した現代的デザイン

結城紬の一番の特徴は、手つむぎの糸がうみ出す質感にある。
繭は、蚕が幼虫から成虫になる繊細な時期を守る、とても質の良い
ものでできている。その繭をひろげた真綿は、大変軽く、手を入れると
温かく、ずっと触っていたいほど気持ちの良い素材だ。

結城紬のこだわりは、この真綿の質感をそのまま布にすること。
この「素材の良さを最大限に活かす」ことを結城紬の産地はものづくりの
理念として掲げている。

デザインも、素材の質感を活かすことが第一。着物は人が着て完成するもので、
着る人を引き立てる柄づくりにも力を注いでいる。時代とともに要求される
デザインも変化し、多様な消費者ニーズに応えるための試行錯誤が繰り返される。

薄いピンクのベージュの地に、動きのある花柄を模したデザインは、
柄に動きを出そうと試みた。素材の風合いを活かし、着物を着ることが
少なくなった今の暮らしにも、難なくマッチする作品。

結城紬は世界にも発信しようとしている。今年9月、パリの国際見本市に
結城紬を出展し、大手ブランドのバイヤーから高い評価を得た。
製品化にはまだ時間がかかるが、世界で愛される結城紬へと、
産地の期待は高まっている。(奥順広報・関根智恵)

          ◇          ◇

「結城紬のいまむかし展」は来年1月29日まで結城市結城の奥順
本場結城紬染織資料館「手緒里」で。入館料200円。火曜日休館。

2011.11.9 茨城新聞
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