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重要無形文化財って?
Category : 結城紬について
ただいま開催中
「本場結城紬‐至高の技展‐」

国の重要無形文化財に指定されてから60年が経ちました。
その記念に、長年継承された技術の結晶ともいえる、貴重な結城紬が展示してあります。
そもそも、重要無形文化財とは何でしょう。
文化庁の表現を引用しますと、
『演劇,音楽,工芸技術,その他の無形の文化的所産で我が国にとって歴史上または芸術上価値の高いものを「無形文化財」という。無形文化財は,人間の「わざ」そのものであり,具体的にはそのわざを体得した個人または個人の集団によって体現される。国は、無形文化財のうち重要なものを重要無形文化財に指定』
とあります。
要するに、結城紬に置き換えますと、
結城紬を作る工程の「糸つむぎ」「絣くくり」「地機織り」という職人さんたちの技が、日本にとって、特に歴史上価値の高いものとして認定された。
ということです。
結城紬そのものではなく、結城紬をつくるための技術に対しての勲章なのですね。
では、認定されたその3工程とは、

「糸つむぎ」
結城紬の命ともいえる、糸をつくる。

「絣くくり」
亀甲柄の元となる、絣文様を括って作る作業。

「地機織り」
腰にベルトを当てて、人の体によって経糸を張り、織りあげる。
簡単な説明ですが、このような工程やその他の職人さんの仕事があって、結城紬はできあがります。
職人さんあってこその結城紬です。
またの機会にそれぞれの工程について説明できれば、と思います。
今回の展示では、絣の技法に着目したものを多く展示しています。
実際に見ると、その仕事量に圧倒されます。結城紬は技術の結晶なんだと、日々感じます。
11/20(日)までです。ぜひご覧ください。
重要無形文化財指定60周年記念企画 「本場結城紬 至高の技展」
とき:11月3日(木祝)~11月20日(日)
午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
ところ: つむぎの館 陳列館
榮
「本場結城紬‐至高の技展‐」

国の重要無形文化財に指定されてから60年が経ちました。
その記念に、長年継承された技術の結晶ともいえる、貴重な結城紬が展示してあります。
そもそも、重要無形文化財とは何でしょう。
文化庁の表現を引用しますと、
『演劇,音楽,工芸技術,その他の無形の文化的所産で我が国にとって歴史上または芸術上価値の高いものを「無形文化財」という。無形文化財は,人間の「わざ」そのものであり,具体的にはそのわざを体得した個人または個人の集団によって体現される。国は、無形文化財のうち重要なものを重要無形文化財に指定』
とあります。
要するに、結城紬に置き換えますと、
結城紬を作る工程の「糸つむぎ」「絣くくり」「地機織り」という職人さんたちの技が、日本にとって、特に歴史上価値の高いものとして認定された。
ということです。
結城紬そのものではなく、結城紬をつくるための技術に対しての勲章なのですね。
では、認定されたその3工程とは、

「糸つむぎ」
結城紬の命ともいえる、糸をつくる。

「絣くくり」
亀甲柄の元となる、絣文様を括って作る作業。

「地機織り」
腰にベルトを当てて、人の体によって経糸を張り、織りあげる。
簡単な説明ですが、このような工程やその他の職人さんの仕事があって、結城紬はできあがります。
職人さんあってこその結城紬です。
またの機会にそれぞれの工程について説明できれば、と思います。
今回の展示では、絣の技法に着目したものを多く展示しています。
実際に見ると、その仕事量に圧倒されます。結城紬は技術の結晶なんだと、日々感じます。
11/20(日)までです。ぜひご覧ください。
重要無形文化財指定60周年記念企画 「本場結城紬 至高の技展」
とき:11月3日(木祝)~11月20日(日)
午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
ところ: つむぎの館 陳列館
榮
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